北北北

音楽

こんにちは

老いが怖いでーす

遅くなってごめんなさい

自分はほとんど趣味がなくて、あえて言えば音楽を聴くことが趣味なんですね。

で、なんで音楽が好きなのか、またどういう音楽が好きなのか考えてみました。


色々考えて思ってるのは、音楽は生きている間の無自覚な一瞬を一周まわって自分に示してくれるのかなと。それの一瞬を顕在化させて心に提示してくれる音楽が好きなんですね。


で、逆説的になんで自分が今の日本の音楽が好きじゃないのかがわかったんですね。それはやっぱり歌詞で語ろうとしてるかなかと。歌詞で語るならもはや音楽は必要ないのじゃないでしょうか。よくできた日本の文学を読めばいいと思う。

生きる中の一瞬の無自覚な時間は言葉で表現できないから、音楽があるのであって、言葉が先行する曲はその特性を失っているのかなと。

歌詞が大事じゃないとは思いません。歌詞がすごい曲もあると思う。でもそういう曲は、素晴らしいメロディになってるからそう感じるのかなと思う。


つまり音楽は無自覚な一瞬の自己認識なのではないか、と言うのが僕の結論です。だから文学部の人は音楽好きな人が多いのかなと。人文科学は自己認識の学問という側面が強いので。言葉は話せるけど言語の研究をする。自らが辿ってきた道を、歴史という文脈で研究する。

だから僕はその2つをこれからも愛していきたいと思う。

以下、僕が一瞬を表現してると思うアルバムです

ゆらゆら帝国 「空洞です」

https://music.apple.com/jp/album/%E7%A9%BA%E6%B4%9E%E3%81%A7%E3%81%99/595621342

The Strokes 「Is This It」

https://music.apple.com/jp/album/is-this-it/266376953